5日目も無事(?)終了し、私と旭は帰路についた。
目指すは旭ん家!
「終わったーーーッ!」
「まだ明日もあるけどな。」
「サンタさんが補習持って行ってくれないかな…」
「こどもか。」
私たちはカップルの行き交う道を二人で歩いていた。
なんか、気まずい。
「……めっちゃカップルいるな。」
「ソ、ソウダネ…」
「お前さ、青山先輩はどうなった?」
あ、そっか……旭は何も知らないんだ。
私が青山先輩をフッたことも…
「うん、断った。」
私はなるべく平静を装って言った。
「断ったって…お前も好きじゃなかったの?」
「……よく考えたら違うかもって思って………
て、ていうか!もうこの話はいいから!あ、この前のさ……」
