なんか泣きそう。 旭も柄になくオロオロしている。 「もう帰ろうぜー。」 誰かがそう言うと、みんながカバンを持って教室から出て行ってしまった。 「ちょっと待って!」 「おいみんな!」 私たちが止めるのも聞かず、みんな行ってしまった。 「旭………ごめん。私が担当じゃなかったらきっとこんなことにはなってなかったよね。」 「気にすんな。お前の運の悪さは俺知ってるし。」 「でも……もう意見がまとめる感じじゃないし…みんな帰っちゃったし…」 教室を見回すと、誰一人としていなかった。