………その子ばっかり見ないでよ。 私がいること気づけよ、バカ。 なんか無性に悔しさがこみ上げる。 私は反対方向に向かって歩き出した。 あのまま、あいつの後ろを歩くなんて出来ない。 ちょっと、いやかなり遠回りだけど仕方ない。 トボトボ歩みを進める。 あぁ〜こんなんだったらサッサと一人で帰っとくんだった!!