好きだから、心配するのも当然だし
好きだから、後悔してほしくなかったし
好きだから、そばにいてほしいんだよ。
悪いところもたくさん知ってる。
でも、いいところはその倍知ってるんだから!
「隠しててごめん。…部活のみんなにも打ち明けるから…」
「…もう…。バカ!」
「いっっって!!!!」
私は旭をどついた。
隠さないで。一人で抱え込まないで。
私はあんたのことずっと見てるんだから。
これからも、ずっと見てるんだから。
だから、無理しないで。
私には弱音を吐いていいんだから…
「ホラ!旭、帰るよ!!!」
「もう少し怪我人を敬えよ、バカ。」
よかった。少しは元気になったね。
ほんと、手のかかるやつ!
でも仲直りできてよかった。