あ そ ぼ

「あたし…正直、怪しいと思うの…」

典子が言った言葉に複雑な
気持ちになった…

カリカリ カリカリ…
後ろではチョークを止めずに書く音…

「…もしかして…いじめていた
人たちを探そう、というのか?」

俺は声を低くして聞いた

「えぇ〜?!」
すると純平がこの場にそぐわず
素っ頓狂な声を出し、
皆も戸惑いの声を出し始める…

書き終えて雅信が振り返り…

「うん。その方が瑠美のために
なると思うから…」

小声だけどはっきりと言って

「これ…見て下さい」

黒板を指差す…
黒板に書かれていたのは―…