国王の答えをわかりきっていた王子は、気にも留めずに部屋に向かって歩き出す。
「紹介が遅れた。俺は、チルフィン・ケルベロス。ミドル王国の第二王子だ。フィンと呼んでくれ」
自己紹介することに戸惑ってしまうが、王子でもある方が親切に紹介したのだ、自分もしたくてはならない。
「マ、マディー・アイランドです。マディーと呼んでください」
「マディー、今日からお前はこの部屋だ」
王子に連れられてやって来たのは、大きな扉の前。
「紹介が遅れた。俺は、チルフィン・ケルベロス。ミドル王国の第二王子だ。フィンと呼んでくれ」
自己紹介することに戸惑ってしまうが、王子でもある方が親切に紹介したのだ、自分もしたくてはならない。
「マ、マディー・アイランドです。マディーと呼んでください」
「マディー、今日からお前はこの部屋だ」
王子に連れられてやって来たのは、大きな扉の前。


