終わらない英雄の記憶

上から飛んでくるとは誰も思わず、目を見開く敵にニヤリと笑った。



そして太刀を振り回し、数人を一気に仕留めた。



『さ、さすが……』



いやー、それほどでもー。



フィンも城に近づく奴らを地道に仕留め、私の隣に並んだ。




「前言撤回。やっぱお前に背中を預ける」



そう言ってフィンは、私より少し大きくて高い背中を合わせてきた。



「それはとても光栄です」



頬についた血を指で掠め、2人で笑った。



笑っている私たちに敵は更に襲いかかり、片っ端から仕留めていった。



ついに残ったのはジゼン国王だけだった。