終わらない英雄の記憶

そろそろ呼ばれるであろう前に、気に登り準備をする。



フィンに白い目を向けられたが、気にせずに私は息を潜めた。



「いけっ近距離隊っ!!」



王よ、隊といっても2人だけだよ?



『そんなことはどうでもいい』



相変わらずの毒舌だねー、神は。



フィンは地を蹴って行った。



「はあーあ。行きますか」



私は木の枝に左足を乗せる。



そして左足に私の全体重を掛け、敵のうじゃうじゃといる場所に飛び立った。



当たり前だが、飛ぶ時は片手でフードを掴んでいる。