終わらない英雄の記憶

小屋に入るとすぐフカフカのベッドを発見した。



人の家だけど、怪我人だしいいよね?



地面の揺れでマリアさん、右足を捻挫しているみたいだし。



私はベッドにマリアさんを下ろした。



あー、軽かった。



枕を持って走っている気分だったよ。



私は万が一のために、鞄に詰めた救急セットから包帯と湿布を取り出す。



そして、マリアさんの右足にペタンと湿布を貼った。



「ひぁっ!?」



マリアさんは湿布の冷たさと足の痛さで、乙女のような声を出した。