ベッドにコロンと寝転び、側にあった枕を抱いた。



コロコロとベッドの端から端まで行き来し、疲れてきた頃に睡魔が襲いかかってくる。



寝たい……。



私は首にかけているロケットペンダントを握りしめた。



お母さん、お父さん、私は私の使命を果たすよ。



だからね、いつでもあの大空から見ていてよ。



成長した私の姿を。



涙がほろりと1粒が、抱いていた枕に染み付く。



『速報だ』



神がやって来た時には、私はもう睡魔に負けていた。