あれから50年が経つ。



マディーが、愛する人が殺されてから。



目の前でマディーの首が飛ぶのを見て、俺は死にそうになった。



俺は今日、王座をサンダーたちの間に出来た息子に引き継いだ。



そして今は、マディーのために作られた大きな墓の前にいる。



「俺も、もう60に入っちまうよ」



花を変えて、墓に水をまく。



そして手を合わせて、祈りを捧げた。



あれから色々な事があった。