終わらない英雄の記憶

フィンに呼ばれた、タユという女性は、私を奥の部屋に連れ込み、体のサイズを測った。



「Bよんじゅ……」



「うわぁあ!やめて!口に出さないで!」



無理矢理服を脱がされ、測られ、更にはサイズまで口に出す。



本当に同じ女性であるのだろうか?



体のラインを見る限り、胸は私よりあるし、お腹もくびれている。



『当たり前だ、お前より無かったら男に決まっている』



神よ、いくら何でも酷すぎる。



どうせ、まな板ですよっ!



「失敬な、私は女性です。何なら、触ってみますか?貴方にはない女性のものを」