なんで・・・人数が増えるんだよ。


やっぱり具合悪いって言ったのは

まずかったか。


すると


「おめーら邪魔。うせろ。」


低いトーンの声が聞こえてきた。

この話し方と声は・・・・


・・・・裕也しかいないな。




女子等は、裕也の声で

散らばり始めた・・・本当、裕也は口が悪い

ま、助かったには変わらない。




「助かりました。」

「拓のためにやったわけじゃ、

ないから・・・・・。」


うわ・・・。

ひでー奴。


「・・・そんなことより・・・。」



裕也が真剣な顔をするから

俺まで焦った。