白と黒、そしてグレー。


「ありがとな」

「いえいえ、こちらこそこんな遅くまで。
 それにママと仲良くしてくれてありがと」

「お前のママにも言われたしまた来るよ」

「家でいいなら、涼ちゃんがいいなら
 てか嫌じゃなけれはまたいつでも
 ご飯食べにきていいからね!」

「そうさせてもらう。すげー美味しかったし
 さすがに今日は肉料理きつかったけど!笑
 お前がおかわりしねーから俺が
 いっぱいご馳走させてもらった!」

ホントは涼ちゃんも食欲なかったんだね。

だけど私がおかわりしなくていいよーに

頑張ってくれたんだ...

「ありがと。」

「つーか少しは落ち着いたか?」

「うん。まぁ、ぼちぼち」

「お前最近なんか様子変だぞ?
 一人で悩むぐらいならこれに連絡しろ」

そう言って、

涼ちゃんは番号を教えてくれた