白と黒、そしてグレー。


「ねぇ、りお。ワガママ言ってもいい?」

「うん!」






「生まれ変わってもまた会おうな...

 俺は必ずまたお前を見つけるから。」





私は何度も何度も頷いた。



涼ちゃんも


私とハルを抱きしめた。



「ハル絶対戻ってこいよ!俺待ってるからな」

「必ず...戻ってくる」

「それまで俺はりおを守ってるから、
 戻ってこねーと....一生、許さねーからな!!!」




ハルは泣きながら頷いた。