「涼ちゃん...」

「お前が笑っててくれねーと
 俺もハッピーでいられねーの!」

そう言ってスタスタ歩いてっちゃった


....かと思えば、



振り返って

「ぼけっとしてっと置いてくぞ!」って

立ち止まって私が来るまでずっと

待っててくれてる涼ちゃん。

ねぇ、少しは期待してもいいのかな?

初めてみた取り乱す涼ちゃん。

可愛くて、可笑しくて、愛しくて、

私の大好きな片思いのカレ

この距離だけで充分幸せだよ。

いつか涼ちゃんの彼女にふさわしく

なれるように早く大人になりたいな...