白と黒、そしてグレー。


「なぁハル。俺は、りおがお前を
 選ぶならそれでいい。」


何言ってんだよ俺...



ほんとは絶対、


手放したくなんかないくせに。



こーやって

泣くほど嫌なくせに




だけど今は、




ただ...




「りおが生きてさえくれれば
 もう、それだけで充分だから。」



これ以上の望みなんてない。