「キャァァアア!!さらちゃん!!みおちゃん!!」

「なんだよ騒がしい」
「し、し、幸せ過ぎ!!」
「だろーね」
「涼ちゃんカッコイイ!!!!!やばいっ」

クールぶってるというか
なんて言うのか...あーもうっ

「山瀬、相変わらず無愛想だな。」

さらちゃんが言った。

「チッチッチ。さらちゃん分かってないなー
 涼ちゃんでも笑う事あるんだよ?
 そう。あの入学式の日...」

「あーでた。何百回聞いたことか。いいや」

「えっ私達の出会った日のこときーいーてー」

「もう!ほらりお遅刻するから行くよ」

「もうっ。分かったよーだ」


涼ちゃんと私が

出会った日のことは今でも覚えてる...