「涼ちゃん。送ってくれてありがとう」

「大丈夫か?...なワケないか。」



そうだね、

今は心から笑えないや。


「また明日学校でね。」

「なぁ、りお。」

「ん?」

「俺、お前のこと好きだよ。」




「えっ?」



「中学のとき一目惚れしてからずっと。
 いや、あの時よりももっとお前が大好き」





「涼ちゃん...」