白と黒、そしてグレー。


「てかさ、あたしのおばーちゃんの
 知り合いに霊感強い人いんのよ!
 その人にちょっと会ってみない?」

さらちゃん...

え、でも

「会ってどーするの?」

「もしかしたら死なずに済むかもしれないし
 死神のことも何か分かるかもじゃん?!」

確かに。

このまま死ぬよりは



少しは後悔しないようにしたいな。


アイツがいなくなっちゃって
もう守ってもらえなくなったし


生きる方法をちゃんと自分で考えないと!!


さらちゃんはさっそく、おばあちゃんに
電話をかけてくれてその人と私達は
放課後、会うことになった。