「出てってよ」

なるべく小さな声で言った。

「いやだねー」

私は指を引っこ抜いた。(や、抜いてはない)

「ふざけないで!なんの用なの?」

「...別に。」

「何もないなら出てって!てか、
 用があってもお風呂には入ってこないで!!」

そう小声で怒鳴ると(どっちだよ)

アイツは黙ってしまった。

てゆーか後ろにいるから見えないし





でも身体が触れてるから

いるのは分かる。