「ったく。鈍くさいなりおは...」

「だ、大丈夫!!!自分で冷やすから!」

だから涼ちゃんあっちに行ってー!!!

「もー俺がやる。」

コーヒーを注ぐ涼ちゃん。

「はい。」

「あ、あたしコーヒー飲めないの」

「え?」

「あたしはミルクとお砂糖入れて
 カフェオレにしてじゃないと飲めないの」


涼ちゃんが突然、

ゲラゲラと笑い出す。


な、なによー!!!そんな笑う事?!
悪かったわねー。おこちゃまで!!

「いや、俺も。コーヒー苦手」

そうなの?!


「なんか、緊張してて言えなかった。笑」

私もだよ...

二人で笑いあった。

それからは普通通りになって

リビングで学校のことや体育祭のこと
パパやママのはなし、色んな話をした。