「どーした?!」

「わっ!!!涼ちゃん!」

「また泣いてんのか?!なんで?」

私のこと見て

戻ってきてくれたんだ...

「涼ちゃん。今日ホントはね、
 もっともっと一緒にいたかった。
 だけど、あんな事になっちゃって、
 バイバイしたくないって言えなくて
 それで、なんか悔しくて涙が出てきたの」



涼ちゃんが私を抱きしめた。




「うん、俺もバイバイしたくなかったよ」


涼ちゃん...

私も涼ちゃんの背中を強く抱きしめた。





「ほーう。真っ昼間から
 バカップル気取りですか。」




ぱ、ぱぱ!!!!!