「涼ちゃん...」

名前を呼ぶと涼ちゃんは頭をなでた。

「りお、ごめんな。」

何であやまるの?

「違うの。あの事故が...」

「分かってる。だから、ごめんな」

涼ちゃんのせいじゃない。

私が勝手に思い出しちゃっただけで
 


何も悪くないよ。





だけど、


どうしたって





この涙は止まらないんだ。