白と黒、そしてグレー。


アイツの苦しそうな息が

私の首にかかる。


ほんとにやばいのかな?!

私は無理矢理

隣りに押し倒した

お互い横向きで向かい合い

前髪をあげて顔をのぞいた。

目も閉じてるし息も荒い

ほんとに、苦しそう...


助けてあげなくちゃ。




「死なないで。」




そう言って私はアイツにキスをした。