白と黒、そしてグレー。


「待って、手当てしないと!!」

「大丈夫。」

「大丈夫じゃないでしょ!!何すればいーの?」


アイツは私を

ベットに押し倒した。



「キス...して?」




「は?ふざけないでよ!」

アイツは力なく私の上に倒れ込んだ

「ふざけてる、場合か...よ」


ねぇ、

ほんとにいってるの?




返事もないし私の首に顔を埋めてるから

どんな顔してるのかも見えない

その間にも生ぬるい血が私の体に垂れ落ちる