ママたちに挨拶して、
今日のお弁当のお礼までしてた。
駅前で買ってたお菓子は
私のじゃなかったのね(食い意地)
「あら?涼くん機嫌良いわね」
「そうなんですよ。りおが...
意外とブラックだったので。へへ」
馬鹿にした目で私の方を見た
「う、うるさいっ!!!ふんっ」
涼ちゃんの脇腹を突っついた(弱点)
それを見てママが笑った。
「二人は本当に仲が良いのね。
涼くん、こんな意地っ張りでガンコで
あまのじゃくな子だけど大丈夫?」
「まー手はかかるしガンコだけど、
そこがまた良いんですよねっ。
今日、尚更そう思いました」
「もーホントに何て素敵な人なの!
ママ、涼くんがりおのお婿さんになったら
それだけで安心安泰だわ。うふふ」
二人が笑い合っているのを
私はただ見てるだけしかできなかった。
