白と黒、そしてグレー。

「ねぇ涼ちゃん」

「んー?」

「ま、マキちゃんと今どーゆー関係なの?」

「マキ?いきなり何だよっ」

「いーから!!」

「んー、ずっと一緒にいたからなー。
 妹みたいな感じかな。腐れ縁だし」

「へぇ。そっか...今でも好き?」

「えっ?アイツを?!...まぁ、嫌い
ではないし。じゃあ好きになるのか。」

好きだなんて...


なんかショック。



聞かなければよかったかも



だけど、


私が死んだら


涼ちゃんは誰かと結婚して


幸せになって、

その人と笑って

生涯を過ごしていくんだよね。



私はそれを何も言えず


ただ、見てるだけなんだ。