「はぁ…………大丈夫だ、紅蓮
コイツらは、何も企んでいない

本気であんたを好きになったらしい…」





「はあ?え……」









わ、罠じゃないのか……?
い、いや…!

俺は、騙されねぇぞ!
女がどんなに怖い生き物か俺は知ってんだからな!!








『この子になら、抱かれてあげてもいい〜』



『えぇーー
逆でしょう〜?

嫌がる紅蓮を無理矢理犯したくない?
いい反応してくれるかもよ〜?』



『うっわ……それいい!!
ギャップ萌えってやつ…////!?』



『で、でも〜
俺が守ってやるよ!とか言われてみたくない?

年下が精一杯、年上を守る姿……
キャ〜っ//// 可愛いすぎ!!』



『あーあ、それもいいかも♡』




「………っ…」









怖い、これは逃げるしかない…っ!










俺は、その場から逃げ出した









『あ、待てーーー!!』


『逃げるな〜!!』


『触らせろ〜!!』




「……っ…だ、誰か助けてくれーーー!!」









俺は、鳳凰に行くとマズイと思ったので
鳳凰の倉庫とは逆の方向に逃げた


思ったとおり、女たちは俺を追いかけて
鳳凰の倉庫とは逆の方向に走っていた



俺は、近くの公園に入り
草影に身を隠した








『あー、見失っちゃった〜』


『まだ絶対、この近くにいるはず捜すよ!』


『捕まえたら、何してもらおうかな〜?』








こ、怖い……っ!
お、俺……

何されるんだ…っ!?