「『麗』・・・
 お婆ちゃん・・いつ帰ってくるの?」

「バーカ!!
 死んだ奴が帰ってくる訳ないだろ?
 冗談はよせ!!」
「だって・・・・・」

「だって・・お婆ちゃんが言った。
 だろ?」

『麗』は笑った。
「何で笑うの?
 可笑しいこと?」

「うん!だってお前のお婆ちゃん
 もう死んだだろ?
 さっきも言った様に死んだら帰ってこない」

『麗』はさらりと言った。

「お婆ちゃんは帰ってこない?」
「うん。普通に」

「・・・・・・・・・・・」