「お婆ちゃん・・・?
 帰ってきて!!」

私はお祈りをした。

「約束したよね?
 帰ってくるって」

「お婆ちゃん?
聞こえる?」

「神様・・・・・・。
 早くお婆ちゃんを・・・・
 お婆ちゃんを・・・!!」

バサ!!!!

「神なんか居ないぜ?」

「誰?」

「オレは『麗』だ」

「『麗』?」

これがこいつとの出会いだった。