地獄少年~麗~

私は『麗』にやっと追いついた。

「『麗』!早いよ~
 何で置いていくの?」

「ん?遅いから」
こいつ・・・いつの間にかドSになってやがる!!

って私も性格かわってんじゃん!!
すべてこいつの責任だ!!

「愛梨?どうした?」
「何でもない!!」

「愛梨?その背中どうした?」
「背中?」

「何か背中で動いてるぞ?」
「え!?うそ!!」

『麗』は私の背中を見た。

「これは・・・・!!」