あいまい

母はどうしていつまでも歳をとらないのだろう。

少なくても幼いわたしと別離したあの頃から、滑らかそうな肌の質感だとか、天使の輪っかがのった髪の毛だとか、そんな若さが失われていない。

ふさふさのまつげに、ぷっくりピンク色のくちびる。

格好だって、ファストファッションに身を包んでいるものの、それだけに嫌味もなく、かといって生活感も感じさせない。