変わらないモノ…

男は俯きながら何かを呟いていた。

怖くなった私は1階に行き助けを求めた。
シンに今起こったことを興奮しながら説明していた。

「あの…」
男の声がしてシンの後ろに隠れる。

「てめぇ恩を仇で返す気か?ふざけんなよ!」
男の胸倉を掴んだ。

「シン!!やめろ」
厨房からおじちゃんが出てきて「来なさい」と言って男を2階に連れて行った。