店に戻るとおばちゃんに買ってきたモノを渡して開店の手伝いをした。

「母ちゃん!!拾いモノした!!」
シンが勢いよく扉を開けて入ってきた。
腕の中には衰弱した男がいた。
 
「あんたはまた…2階に上げてあんたのベッドに寝かせておきなさい。アキちゃんはじいちゃんに電話して!!」
冷静に指示を出した。
 
私は慌てて指示通りに動いた。
 
 
 
周りがゆっくり動いている。