それから2年が経ち私は22歳になった。

先月にシンが結婚して可愛い奥さんがお店を手伝ってくれている。
弟のユウは本州へ出稼ぎに行ってしまったので人手不足だったから助かった。



その日、休みだった私は買い物を頼まれ街へ来ていた。
お店は海沿いにあるため中心部からは少し遠い。

すっかり仲良しになったお店の人たちと長話をして遅くなってしまった。