あれから1週間休みなく二人は働いていた。
時間が合わなくてなかなかトモさんとのことを言い出せなかった。

トモさんからは毎日メールが来る。
けど私は夜型でトモさんは朝方だから返事もまちまちだった。

やっと休みになり1週間分の洗濯をした。

コウちゃんは掃除をしていた。

「森の部屋どうする?掃除機かける?」
お風呂の掃除をしていた私に叫ぶ。

『うん!お願い!!』
必死に掃除をしながら返事をした。



掃除と洗濯が一段落してご飯を食べに行く。

「あいつらいないと静かだよなぁ~」
寂しそうに言った。

『寂しい??』
意地悪で聞いた。

「別にぃ~来月にはあいつら帰ってくるし♪」
少しご機嫌なコウちゃんになった。

表情にでないから雰囲気で読みとるしかない。

知り合って3年経ってやっと分かり始めてきた。