場所を確保して荷物を置いた。
バカ二人はずっとソワソワしている。

「お前らウザイ。もう行っていいよ」
コウちゃんが呆れて私たちに言った。

その声を合図にもの凄い早さで服を脱ぎ二人は海へダイブした。



私ははしゃぎ過ぎて周りなんて見れていなかった。

いや。

いつも周りなんて見れてなかったんだ。
自分のことだけでいっぱいいっぱいだった。