俺の愛した人




はぁ。
とりあえず、地獄の午前中が終わり、今から昼ごはんの時間。

俺はいつも零と一緒にご飯を食べている。
まぁ時々零と一緒に食べたいって女子がいるけどな。
やっぱりそれもどうでもいいことで。

俺は黙々とお昼を済ます。でも、今日はその女子たちが見えない。

ほかの子と食べてるのかな?

「おーい大和!」

「ん?どうした」

「さっきからお前のこと呼んでるんだけど?」

「誰が」


あの子と言って零はその子を指さす。


...めんどくさ

「早く行ってこいよ」

「だるい」

「だるいとか言ってないで、早く行ったいった!」


零に背中を押されしょうがなくその子の元にいく。

「なんか用?」

「あ、あの放課後時間ありますか......?」

「んー作って欲しいか?」

「できれば...」

「わかった。作っとく」

「...!ありがとう!」