これを書き終えたころ
きっと私は死んでしまうでしょう

私の大切な人へ

楽しかったよ

無脾症候群
単心房
単心室
肺動脈閉鎖
心房中間欠損
など‥‥
私が生まれた時につけられた病名。
これらの病気と闘うために両親がとった方法は
間違ったものでした。
周りに溢れるたくさんの幸せと
それを奪っていく病気。
生きていていい人間なのかわからない。
それでも幸せのカケラを見つけて‥‥

〜これはフィクションです〜