私は保育園で働き始めた。
大学の頃に資格をとっていて正解だった。
「みよせんせ~い!!!!」
一人の女の子が私のところに来た。
ちなみに私の名前は西口美世(にしぐちみよ)
「みよせんせ~い!!!!折り紙折って!」
「いいよ!じゃあ鶴作るね!」
でも今は1月で手が冷たくて動かない。
「あれ、上手く折れないな。」
「ちょっと貸して」
男の人に言われて折り紙を渡した。
「はい。どうぞ。」
「出来た。これどうぞ。あとで飾って貰ってね!」
ゆっくり声のする方に顔を向けた。
「えっ?」
「久しぶりだね。」
彼は2年前に会った人だった。
私が1番会いたかった人だった。
「三浦くん!西口さん!休憩入って!」
「「はい!!」」
私は彼と休憩室に入った。