ピーンポーンパーンポーン
始業のベルが鳴り響く

私は、昴と同じ1年3組。
昴の席はいつも1番後ろの窓際が定位置。
入学式の日昴は1番前の席だった。でも、初日から女子の視線をありったけ浴びて授業どころじゃなかったので担任がそれをみかねて席を移した。

一方千隼は、咲夜と同じの1年5組。
咲夜は、結構女子にウエルカムな感じだから視線やハーレムにも慣れてるけど........
千隼は、もっと静かに過ごしたいと言ってる。

はっきり、「嫌だ」と言ってしまえば楽かもしれないが彼らにはアイドルという鎖で繋がれいている.....だから 彼らは耐えるしかない

でも、周りで騒がれるのも少しはマシになったと最近は思う。

入学式なんて、ほんとに大変だった！コンサート会場のような歓声。悲鳴。
それだけではない。
私が千隼の隣にいると、彼女と勘違いされて大勢の女子に問い詰められたことも.......

でも、それからちょっとして私が千隼の双子の妹だと認識されるようになった
それからは、ごく普通の女子高生ライフが出来ていると思う。
それから、少しづつ騒がれなくなった...