*
もう行っちゃうのか、なんて勝手に寂しさに浸ってると中原君がボールを蹴ってまた戻ってきた。
「俺がサッカーしてるところは?…って、ごめん。他に描きたいのあるよね?」
「え、描いても…いいの?」
「もちろん!もし描いてくれるなら
中村さんのためにかっこ良く決めて見せるからさ。」
中原君はそう言って手を振って行った
中原君がボールを蹴り始めると
私の手はスケッチブックに鉛筆を滑らせた
*
もう行っちゃうのか、なんて勝手に寂しさに浸ってると中原君がボールを蹴ってまた戻ってきた。
「俺がサッカーしてるところは?…って、ごめん。他に描きたいのあるよね?」
「え、描いても…いいの?」
「もちろん!もし描いてくれるなら
中村さんのためにかっこ良く決めて見せるからさ。」
中原君はそう言って手を振って行った
中原君がボールを蹴り始めると
私の手はスケッチブックに鉛筆を滑らせた
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