「ねぇねぇ、どこの大学行ってんのー?
俺A大4年ー。」



そのいかにもチャラそうな声の方を向くと、
想像してた通りの男の子が…



『…あ、私学生じゃないので…』



なるべく目線を合わせないように答える。



「あ!もう働いてるんやー!!
名前なんてーの?
俺、市原斗真!
イッチーでもとーまでも
好きなように呼んでー!」



…うん、間違いなく同世代だと思われてる…