そんな日々が1か月したころある先輩に部活終わりに呼び出され体育館の倉庫に行った。
そして入ると女の先輩たちに囲まれ言われた。

“ずっと紙に書いてたのにはなれないあんたが悪いのよ!!”

“深君を返して!!”

“あんたみたいなブス深君にはつり合わない!!”

そんなことを言われ続け、終わったと思ったら


バンッッ!!!!

いきなり押し倒されたのだ

そして、倉庫に閉じ込められた。

スマホも部室のカバンに入れたまま。私はどうしたらいいのかわからず真っ暗の中泣き叫んだ。

「開けて!!お願い!!!」

「ねぇ、誰か!!誰かいないの!?!?」

パニックになっていたとき!!

「華!!」

ガラガラ

「深..くん...?」

ギュッ!!
強く抱きしめながら

「華!ごめんな。おれのせいで...」

「怖かった....ウッ...」

バタンッ!!

「華!?!?」


華side

部活帰りに先輩に呼ばれて倉庫に行くと閉じ込められ鍵を閉められた。
私は閉所暗所恐怖症ですぐにパニックになった。
このことは蓮しか知らない。
するとドアが開いた。そこにいたのは深君だった。
そのとき深君は泣きそうな声が聞こえた。
そんな中私の意識が消えた......


深side

部活帰り俺は華と行きたい場所があって迎えに行った。
でも華はいなくて同じ部活で華と仲のいい蓮に聞いてみると先輩に呼ばれたらしい。
だから俺は少し待つことにした。
でも一向に帰ってこない。俺は蓮と倉庫に向かった。
すると倉庫から華の泣き叫ぶ声が聞こえた。
聞こえたのと同時に蓮が「華は閉所暗所恐怖症なの!!早く開けなきゃ!!」
俺はそれを聞きながら無理やり鍵をこじ開けた。
パニックを起こしている華を抱きしめた。
「深..くん...」かよわく名前を呼ばれた。
ごめん。ほんとにごめん。俺のせいで華はこんな目に.....謝っているといきなり
バタンッ!!
華がたおれたのだ。
俺は慌てて保健室に連れて行った。


保健室

「パニックを起こしたのね。しばらく寝かせましょう。
 今日は先生も泊まってあげるからそばについててあげて。」

「りん先生、ありがとうございます。」

「じゃあ、私は保護者の方に連絡してくるから華ちゃんをよろしくね。」

「わかりました。」

華の顔には涙の跡がいっぱいついていて赤ちゃんみたいだった。
そんな華の手を握り眺めていたら朝になっていた。