「え、嘘…まじで?」 開いた口が塞がらないとはこのことなのか。 そして俺は溢れ出る喜びを全身で表した。 「よっっっっっっっしゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」 このときの俺の声は野球部のかけ声にも負けない声量だっだろう。 晴れ渡る4月の空に高々と拳を突き上げた。 今俺は世界一幸せかもしれない!!! 自然と顔がニヤけて仕方なかった4月の夕方。