大好きな3人へ



「そう…かな?」

「そうに決まってんだろっ」

自信なさげな真美に京は机をバンと叩き言った。

「俺たちは、どこに行こうがずっと一緒だ。これからずっとな!」

京はニヤリと笑って雪、真美、俺をみた。


ああ、そうだ。俺たちはずっと一緒なんだ。

この頃は、誰もがそう思って疑わなかった。

そう、ずっと一緒だって…