母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編

「ダメだなー、わたし」

声に出して言ってみると、情けなさ倍増。

 あー、こんなことじゃ、あさひに嫌われる。
それが一番怖かった。

 ミチと一緒に寧子も来て、慌てて、
学校に引き返す。

 このぶんだと、なんとか午後の授業
には間に合いそうだ。

「お昼にさ~、しんのすけが家に来たのよ」

 寧子の話だと、お昼休みにしんのすけが、
寧子のホストに、真っ青な顔をして
「3時間目の授業は一人で受けた」
って言いに来たんだって。

 それを聞いた寧子も、さすがにそれはまずい
って事になって、みんなに緊急連絡。

 それで、午後からはみんなで学校に行く
ことにしたって。

 そりゃ、私だって、まさかそんなことに
なってるなんて、思わなかったから、
2度寝しちゃった。

 結局、午後一の授業は全員集合。
先生も、

「あら、午前中に聞いてたのと、ずいぶん
違うわね?」

って、半分呆れ顔。

 ともあれ、午後はしっかり授業を受けました。

 欠席した授業は、先生に謝りに行って、
変わりに、今日やるはずだった授業の課題を、
もらってきた。

 さすがに今日の事はみんなで反省して、
みんなで、図書館へ直行。