母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編

 いつもの様に、ホストのパパの迎えで
家に帰って、パッキングしてると、パパ
が、

“Hey, Saki, Your friend came to pick.”

 って、呼びに来た。

「あれ?まだ9時なのに、もうあさひが
迎えに来たのかな?
 早いな~!」

 と思って、急いで玄関に歩いて行った。
ドアを開けると、そこに立ってたのは、
なんと、すっごい笑顔のミチ君だった。

「支度出来た?」

 そう聞かれたけど、まだ途中だったんで、

「まだだよ。それに10時半にAshが迎えに
来る予定になってるんだけど?」

 私がそう言うと、ミチ君いきなり顔が
グレーに曇った。

「紗希ちゃんさ、俺の車で行かないか?」

 そう言うと、助手席のドアを開けた。
中には、お菓子がいっぱい入ってて、
なんだか、太りそうな感じ。

「ちゃんと、お気に入りのテープも用意
したし」

「それって、ミチ君のお気に入りでしょ?
私のお気に入り知らないでしょ?」
 
 そう言うと、

「いや、紗希ちゃんだって、絶対
気にいるって!」

 そう、ミチ君が言い張る。