母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編

 ミチ君が、

「お、Ashの彼女?」

 って、冷やかし半分で、あさひに声をかけると、
ミキちゃんが、あさひと腕を組んで、

「そー、ミキです。
よろしく!」

 そう自己紹介。

 ミチ君があっけにとられて、口をぽかんと
開けていると、あさひがミキちゃんにKissを
しようと顔を近づけた。

 そしたら、ミキちゃんが、

「調子にのるな!」

 笑いながら、頭をペチ。
そこで、みんなが初めて笑った。

 その後ミキちゃんは、

「いつも弟がお世話になってます。
無愛想なやつですが、よろしくお願いします」

 って、頭を下げた。
続いて、あさひもペコリと頭を下げて、

「よろしくです。」

そう言った。

 みんなは、2人のやり取りが、あんまりにも
スムーズだったから、2人はほんとに姉と弟だと
思ったらしい。

 私があさひに、

「熱はもう平気?
様子どう?」

 って、聞くと、

「うん、多分もうだいじょぶ。
こんどなんかお礼するよ。
ほんと、ありがとね」